優秀演題賞:樋口智博先生(大学院生)
【演題名】 GPAにおける肺尖部瘢痕様病変および耳管病変の検討 【演者】 樋口 智博、黒川 遼、渡谷 岳行、阿部 修 【概要】 Granulomatosis with polyangiitis(GPA)では、肺結節や副鼻腔病変などが典型的な画像所見として知られていますが、肺尖部の瘢痕様病変や耳管病変については十分に検討されていません。 本研究では、臨床的にGPAと診断された43例を対象として、肺尖部病変および耳管病変の画像所見、FDG-PET/CTでの集積、治療後変化、難聴との関連などを後方視的に検討しました。その結果、肺尖部病変の一部はFDG集積や治療後の縮小を示し、従来は非特異的な瘢痕性変化と考えられてきた病変の中にも、GPAに関連した活動性病変が含まれる可能性が示唆されました。また、耳管・乳突蜂巣病変は難聴との関連を示し、特に病変の側性と難聴側との対応が認められました。 【ひとこと】 本発表にあたり、多大なるご指導を賜りました黒川先生、ならびに共同演者の先生方に心より御礼申し上げます。 今回の受賞を励みに、今後も引き続き研究活動に取り組んでまいります。
